十二月大歌舞伎夜の部

12/4 行ってきました。
昼の部から通しで。
昼の部の感想はまた後日。

1.神霊矢口渡
2.出刃打お玉

事情によりここまで。

座席 3階1列 センター

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神霊矢口渡
有名な演目ですけど、私は初見です。
菊之助さんのお舟はちょっとテンション高めでしたが
はじめの場の娘の恥じらいと最後の場の熱情とすてきでした。
若手の花形女形さんにとっては見せ場たっぷりのよいお役ですね。

富十郎さんの頓兵衛、台詞が堂々と強い押し出しで
娘のことなんて何ぼのもんじゃい!・・みたいな父親、ぴったりでした。
3階だったので最後に花道の引っ込みが見えなくて残念です。

出刃打お玉
池波正太郎さん原作とのこと。
原作はあっさりとした短編です。これがどういった舞台になるのか。

先ず序幕での田之助さんの好色そうな住職役にビックリです。
好色といっても可愛らしいのですけどね。
そしてその住職の様子を伺う弟子の亀三郎さんと
チャラチャラキャピキャピじゃれ付いているのが
時蔵さんだというのにまたビックリ。時蔵さん、若い!!!(笑)
(3階から見たせいでしょうか?)
「23歳」の梅玉さん、客席から思わず笑いが漏れてしまいましたけど
これは仕方ない。でもほほえましい「23歳」です。
そして菊五郎さんのお玉。 意外に歩き方や身のこなしが男らしい。
若い女の設定だと思うのですがあまり若さは感じません。
でも「23歳」の梅玉さんを気遣う優しい女でありました。

幕間をはさんで舞台の上で28年の歳月が流れました。
菊五郎さんの身の上に流れた28年はかなり厳しかったようです。
すっごい老けてます(笑)
時蔵さんも変わりました。女主になった“フトリジシ“な時蔵さん、
お金第一で、使用人には厳しくて・・・ちょいヤナ女です。
梅玉さんもかなり変わりましたね。
あの青年がこんなオヤジに!ってみたいな。

ストーリーとしてはなんとなし後味の悪い幕切れでした。
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by easyease | 2006-12-07 12:00 | 歌舞伎
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