千秋楽夜の部行ってきました。
1.暗闇の丑松・・はとばして 2. 身替座禅 3. 二人夕霧 座席 1階6列センター ************* 身替座禅 何度観ても楽しい演目?(笑) 特に暗闇の丑松から見ている人にとっては気持ちを入れ替えられるので すごくホッとできて楽しく感じられると思います。 今回はこれからだったので、幕が開いた時、菊五郎さんの右京が出てきた時の ”明るい”ものに対する喜びは今までに比べて薄かったです。 でも楽しいものは楽しい。 菊五郎さんのキャラと仁左衛門さんのキャラとしっくりいってて・・・ あまり考えたことなかったけど名コンビかも・・・ですね? 去年の「じいさんばあさん」とかも・・ねぇ 玉の井が『二夜とはぁ~・・・』とすごむところ すっと背筋を伸ばして大きく見せる仁左衛門さんと それをビクビク(?)小さくなってみる菊五郎さん、最高でした。 このお二人はもちろんすばらしかったのですが、今回梅枝さんがよかったです。 さらに可愛いくなっていました。それでいてしっとりとした風情もあって・・ 松也さんとならんでいるのでついつい比べてしまいますが、 舞台上で座って佇んでいる様は梅枝さんの方が落ち着いた感もあったくらい。 これからがとても気になります。 二人夕霧 毎回書きますけど、まぁ、これはこれでいいんでしょう(笑) 後の夕霧の時蔵さんはきれいで、だけど抜け感もあり 弟子三人組はなんだか楽しそうにやっているし おきさの東蔵さんはポイントポイント抑えた役やってらっしゃるし・・・ ただ梅玉さんがもうちょっと、ほんのちょっとだけ味を濃くしたら、とか 魁春さんがもうちょっとわかりやすい色気をだしたら あの先の夕霧の口説きの部分があんなに長く感じないかも・・と ぼんやりと考えながら観ていました。 まぁ、あの上品な薄味感があのお二人のよさでもあったりするのでね。 なぜか急に二人の夕霧が和解して4人で踊るところ、 本当に4人が4人それぞれの役どころで踊ってるのでしょう、 時蔵さんの踊りが1番らしくて好きでした。もっと観ていたかったくらい。 この演目もなんだかよくわからないけど楽しかったねぇ~って感じです
by easyease
| 2006-06-26 23:59
| 歌舞伎
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