人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2005年を振り返って

思いもかけず歌舞伎に出会ってはまった2005年。

行ったのはこれだけ

なんとなく月ごとに記憶を記録してみました。

だらだらと長いのがこの下に・・・




1月 浅草歌舞伎
生まれて始めての歌舞伎観劇
御所五郎蔵の子分達の衣装にやられ、亀治郎さんの小姓弥生の舞にやられ、
七之助さんの梅川にやられた。
いつかもう一度歌舞伎が観たいと思った1日。

2月 歌舞伎座
生まれて始めての歌舞伎座。もう一度・・・は意外に早く訪れた。
何がかかるかも知らず吉右衛門さんと仁左衛門さん観たさに友達にお誘いにのる。
それが思いがけなく『番町皿屋敷』の青山播磨にやられてみたり
『どんつく』みても中央で頑張る三津五郎さんや菊五郎さんには目もくれず
仁左衛門さんと並んで座る芸者の姐さん@時蔵さんや白酒売@魁春さんにやられたり・・・

3月 歌舞伎座
勢いついて勘三郎さん襲名興行へひとり参戦。
旅行やライブは単独行が多いけどまさか歌舞伎まで一人で行くとは・・・
『保名』で仁左衛門さんの艶っぽさにやられ『鰯売』で玉三郎さんのオーラに圧倒されて・・・
襖が開いて姿が見えただけで後光が差してましたよ、玉三郎さん。
仁左衛門さん&玉三郎さんをも一度みたくて初幕見体験も『一條大蔵譚』

4月 1回休み
あまり続けて行ってはいけないとまだ自制ができた時期。
今思えばもったいないことを・・・・・

5月 歌舞伎座
3月に引き続き勘三郎さんの襲名興行へ。
1ヶ月、間をおいて見る歌舞伎の幕開けが『車引』だった幸せ。
まさに“歌舞伎!”といった感じの隈、衣装、動きそして舞台装置に鳥肌。
また舞台の上の七之助さんにも喜び

6月 歌舞伎座
南北作品を敬遠したのか、それともご贔屓3人そろっての舞台に怯んだのか昼の部へ行く。
で、なんだか秀太郎さんにやられる。おえんばかりでなく越路も素敵。
琴を持ち上げて弾く時蔵さんにはびっくり。

7月 魁春さん襲名巡業
地元に歌舞伎が来る。
それも魁春さん、その上梅玉さん、そして吉右衛門さん、さらにさらに・・・
これは行かずばなるまい!と勇んで出かける。そして梅玉さんの与三郎にやられる。


この月の歌舞伎座、時蔵さんが出られていたのを知らずに過ごすという大失敗。
行った友達はいると言うのに・・・・誰も教えてくれないんだもん(泣)


8月 歌舞伎座
3部制の1部へ。『金閣寺』途中で地震あり。それでも芝居は続いているよ。
『橋弁慶』だけでは七之助さん感に不満が残った為、終了後即幕見にならぶ。
ギリギリ入れた。私の次の人まで。
でもお岸もそれほど出番はなかったわね

9月 歌舞伎座
吉右衛門さんの『勧進帳』目当てで夜の部へ。それも豪儀に4列目。
すごく良かったけど、エネルギーもすごく吸われた気がする『勧進帳』
もう一度ちょっと離れたところから観てみたくて楽日に再見。やられた。
『勧進帳』の後の演目はかなり分が悪い

10月 国立劇場
そろそろ休もうかと思っていたのに梅玉&時蔵コンビの国立出演にふらふらと・・・
初めての通し狂言、面白いことは面白かったけれど、
盛り沢山の内容と好きな役者さんのてんこ盛りでストーリーについていけず。
当時の人気役者顔見世用の作品だからこんな楽しみからもOKかと勝手に解釈。

11月 歌舞伎座 
昼・夜・夜 と3回通う。 いい加減にしろと自戒の念もあるもとめられず
仁左衛門さんの熊谷直実と雀右衛門さんの相模に泣かされそうになる。
吉右衛門さんの景清に素直に感動してみる。
梅玉さん、時蔵さんの『おさん茂兵衛』は周りの観客との感じ方の相違に不満感あり。
もっと自分は自分と楽しめるようにならなくては
今回も『連獅子』の後の演目で分がわるい

12月 国立劇場
10月国立に行った時にすでにこれは観ようと決めていた。
時蔵さん目当てに行くも何故かちょっと苦手だった幸四郎さんの河内山にやられる。
また話の面白さにも。・・・で2回も足を運んでしまった。
勿論、時蔵さんは素晴らしかったのはいうまでもないことで。


* * * * * * * * *

友達にはいつまでこの熱が続くか見ものね・・なんて言われたりしてますが
とりあえずまだ続きそうですね。 うれしいような、哀しいような(笑)
by easyease | 2005-12-30 00:53 | もろもろ
<< 新年あけまして 訃報 >>